天人の五官 『水鏡』


 天人は額の目で見るのである、天人にも目鼻、口、それぞれ形はあるが、天人の五感は皆額である。仏像の白光がそれにあたる。天人の性交は頬と頬とを一寸ほんの瞬間接触するだけである。そして霊子は天窓より下さるるのである。天窓とは現はれる魂の意であつて、聖上の御体の事を玉体と申上るのは、天窓の体と云ふ事であつて、天窓は体の一番上にあるから、天窓といふのである。